「晦日」は「つごもり(月ごもりの略)」とも読み、月が隠れて見えなくなることを意味するそうです。太陰暦では15日が満月とされ、月はその後かけていき、最後には月が見えなくなることから、「三十日」に「晦日」の字が当てられたと言われています。12月31日は一年の最後の月の最終日であることから「大」と付け『大晦日』と呼ばれています。
また、大晦日につきものなのが『除夜の鐘』。人間には108つの煩悩があるとされ、これを一年の終わりにはらうために108つの鐘を鳴らすようになったといわれています。107つは旧年中につき108つ目のみ新年になってからつくのが本来のやり方のようですが、現在では12時から1つ目をつきはじめるのが慣例となっています。
偶然、最後の配信日が大晦日と重なりました。どうぞ、良いお年をお迎えください。
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