高齢者の一人暮らしが増えています。持ち家がある人はまだマシですが、借家住まいの人は大変です。民間の不動産会社では保証人が居ないと契約の更新になかなか応じてくれません。ですから、自治体の賃貸住宅にすがるしかない方々も大勢います。自殺などの事故物件でもそれを承知で数十倍の入居倍率になるそうです。発展途上国の話ではありません。これは東京都の話です。
都営住宅を管理するF市では、8月から耳を疑うような事態になるそうです。住宅に同居できるのは名義人の配偶者だけ。夫婦で同居していた夫が亡くなると名義人は妻になります。ですから、一例をあげると現在90歳の母親の面倒をみている55歳の息子は、8月以降は同居ができなくなると困り果てています。おかしな話だと思うのは私だけでしょうか!?
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