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三冊のノート 2018年12月

 周期的に鬱に襲われ続けた作家・五木寛之氏は、三冊のノートを書き続け、都度、その苦難を乗り越えたという。最初のノートは『歓びノート』。一日のうちに、なにか一つ、これはうれしかった、ということをみつけて記録する。「うれしかった」と必ず一行の最後をしめくくるのが特徴。「きょうはネクタイが一度できれいに結べて、うれしかった」のように。うれしいことがみつからなくても無理してでも探して記録することが大切だ。60歳過ぎた頃、鬱に悩まされたときにつけたのが『悲しみノート』。最後の行は「かなしかった」でしめくくる。不思議なことに、悲しみを表現することで、かえって気持ちが開放された気がしたという。「よろこぶこと」と「かなしむこと」は、両方とも心の大事な働きなのだと氏は語る。70歳を過ぎた頃、三度目の鬱に襲われる。前述の二つのノートはあまり役に立たなかったそうだ。そこで生まれたのが『あんがとノート』。北陸の方言では「ありがとう」を「あんがと」と言う。このノートを長続きさせるコツも同じで、特別に何もない日には、「一日、無事に過ごせて、ありがたい」と書く。

 経験者の苦しみから生まれた『三冊のノート』。若い人には『歓びノート』、中高年には『悲しみノート』、老年期には『あんがとノート』を氏は勧めている。

 
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